ヤギのゲームとゲーム以外の日々

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孤独と向き合う物語『Sea of Solitude』【感想/レビュー】

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ゲーム以外の何かをしている時は「この時間があれば〇〇のレベル上げできるんじゃね?」なんてゲームに置き換えてしまうヤギ(yagi_psplus)です。

『Sea of Solitude』をクリアしましたんで感想を簡単に。
※ネタバレなしです。

 

1. テーマは”孤独”

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本作のタイトルがSea of Solitude(孤独の海)とあるように、テーマは”孤独”。孤独と一言で言っても、ひとりで居る時に感じる『一人の孤独』であったり、団体で居る中で感じる『独りの孤独』であったりなど様々。

水の上に浮かぶ小舟にて少女ケイが目覚めるシーンから始まる本作、内面に秘めた孤独に悩む彼女は、『変えたいの・・・自分を!』と高らかに叫び、遠くに光る一閃を目指し、自分そして大切な人達の孤独と向き合う旅に出発します

2. 鬱々しい描写

テーマとなる”孤独”を表現した描写ですが自分的には結構きついものがありました。というのは、ネタバレになるので詳細は割愛しますが、とある人物の”孤独”はまさに私が過去に感じていた孤独と一致しており、まるで自分のトラウマをゲームで見せつけられているかのようであったためです。

特に世界が孤独で包まれている時はどこを見ても闇、闇、闇。更に出てくる怪物はショッキングなビジュアルが多め。前半はホラー(?)要素が強めです。
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それらが理由であるためか、冒頭では「一部のプレイヤーが精神的または感情的に不快に感じる可能性のあるデリケートなテーマが含まれています。」と述べられています。
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3. 単調さを感じるアクションパート

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世界観はとても美しい(特に明るい時)ですが、セリフがなくただ移動している時は単調さを感じます。多少探索要素もありますが、この世界観に必須かと言われるとそうでもない。

ただし一周が3~4時間程と短めで、テクニックを求められるようなケースもないので、全体を通して進行を妨げている印象はありません。

4. プレイヤーに解釈を委ねるラスト

PS storeのページで『比喩的な世界』と述べているように、プレイヤーが冒険する水没都市は実在する世界ではなくケイの精神状態により形を変える精神世界となります。

一通り終えラストシーンを見た際に自分なりの答えにたどり着きましたが、上述した通りあくまで比喩的な表現であるため、その解釈は自分にとっての答えでありプレイヤー側に解釈を委ねているように感じました。

全体としては鬱々しさと美しさが共存できてすっきりと終われた印象。2周目を遊んだから気づけることもありました。

クリアまでの時間は3~4時間と短めの割に値段は¥1,900と少し割高にも感じますが、大作の隙間時間で遊んでみるのも良いかと思います。(EAはすぐセールしそうですが・・・)